アルゼンチン

南アメリカの南東部とフエゴ島の東半分を領土とするタンゴ発祥地。農牧業が盛んで、小麦・トウモロコシ・牛肉・羊毛などの産出が多い。国土が広いため、変化に富んだ気候を持ち、イグアスの滝のある北部は森林亜熱帯地域、国土の20％を占めるパンパは温帯、チリとの国境に近い西部アンデス山脈地帯は降雨の少ない山岳気候、南部パタゴニアには亜寒帯、南極に近い最南端は寒帯性気候である。1573年からスペインに支配された。1816年に独立宣言し、1862年に現在の国名となる。ヨーロッパの文化から大きな影響を受けているため、ブエノスアイレスではヨーロッパの家系に連なる人々と、ヨーロッパのスタイルを模倣した建造物の両方によって構成されたため、南米で最もヨーロッパ的な都市だといわれている。