ガボン

中部アフリカに位置する国。北西に赤道ギニア、北にカメルーン、南と東にコンゴ共和国と接し、西はギニア湾に面している。15世紀末にポルトガル人が渡来し、奴隷貿易を行った。その後、オランダ、イギリス、フランスが進出し奴隷貿易と象牙の集散地として栄えた。1910年フランス領赤道アフリカに編入。1958年フランス共同体の共和国となり、1960年独立。国土の80%以上が森林のため、手付かずの豊かな自然が多く残されている。多様な自然環境をふくむ、13の国立公園があり、政府は、自然環境の保全に力を入れ、ロペ国立公園や、ロアンゴ国立公園ではエコツーリズムが導入されている。