ケイマン諸島

西インド諸島を構成する諸島のひとつで、イギリスの海外領土。グランドケイマン島、ケイマンブラック島、リトルケイマン島の3島から構成されている。自治権を持っているが、社会政策は充実しておらず、福祉国家以前の夜警国家などと言われている。西インド諸島の中では比較的生活水準が高く、観光が主要産業で、古くからスキューバダイビングの名所として知られる。ロバート・ルイス・スティーブンソンが書いた宝島のモデルにもなった島と言われている。1961年に西インド連邦が結成され、1962年にジャマイカが独立するまでは、一つの植民地として統治されていた。