クック諸島

赤道の南、日付変更線の東に位置し、アメリカンサモアとフランス領ポリネシアの間にある15の島々から成り立っているニュージーランドの自治領。北クック諸島と南クック諸島に別れており、南クック諸島が火山の隆起によってできた島が中心で、北の諸島はすべて低いサンゴ島である。名称はキャプテン・クックにちなんで付けられたものだが、それはロシアが作製した地図で初めて使用されたもので、クックの訪問から半世紀が過ぎていた。1901年にニュージーランドが統治することになって、南の島々と北の島々を統合し、クック諸島を正式名称とした。